【物を捨てられない人へ】無理をしてまで物を減らす必要はないっていう話
人は感情的な生き物です。
必要でもないものを買ってしまうのも、自分の感情をコントロールできなくなり、その時の欲しいという感情に負けて、余計なものを買ってしまうんですよね。
そして家の中に物が溢れてしまい、片付けようと決心する。
にも関わらず、物を減らしたいと思うのに、なかなか捨てられない。
- もったいない
- 高かった
- 後で必要になるかもしれない
色々な思いが駆け巡り、手放すことができないで悩んでしまうんですよね。
なぜ、こんなにも沢山の人が、捨てたいのに捨てられないことに悩んでいるのでしょうか。
それは、
捨てたい感情と、捨てたくない感情に挟まれているのが問題なんです。
正反対の感情を同時に持つことで、強いストレスを感じるからなんですよね。
行きたいのに行けない。
食べたいのに食べられない。
捨てたいのに捨てられない。
こういった、正反対の感情の間で揺れ動く自分の気持ちを、上手く対処できないから辛いんです。
捨てたいのに捨てられない。
いまの現状捨てていないのであれば、それは捨てたくないという気持ちの方が強いんですよね?
だったら、無理して物を捨てる必要はあるのでしょうか?
どっちか好きな方を選べばいいんです。
手放したくないなら、手放さなければいい。
でも、どうしてもスッキリとした部屋、片付いた部屋に住みたいのなら、手放さなければいけない時が必ず来ます。
simplelivinglisa.hatenablog.com
私の義理の姉の話なのですが、
クローゼットに収まりきれない服を、どうにかクローゼットに入れたい。整理整頓されたスッキリとしたクローゼットにしたい。
でも、1着も手放したくはない。と、無理難題を私に相談してきたことがあります。笑
彼女の持ち物が、クローゼットを上手く使えば収まるといった程度の量の服なら、なんとかできたかもしれませんが、彼女の服の量はクローゼットの容量を2倍以上超える量でした。
(廊下にラックを置いて、廊下までもがクローゼットになっている状態)
これを全部1つのクローゼットに入れるのは、物理的に誰が見たって無理があります。
なのにも関わらず、何か方法があるはずだ!と、私に相談してきました。
彼女は、すべて大切な服だから手放せない。とのこと。
私 「だったら、取っておけばいいじゃん」
義姉 「でも廊下にあると邪魔だから」
私 「じゃあ、他の部屋に移せばいいじゃん」
義姉 「他の部屋もいっぱいだから」
私 「だったら、物置に移せばいいじゃん」
義姉 「物置には置きたくない」
私 「じゃあ、廊下でいいじゃん」
義姉 「廊下だと邪魔だし、廊下に置いてあると人が来た時に恥ずかしい」
私 「じゃあ、広い家に引っ越せばいいじゃん」
義姉 「そんなお金はない」
私 「じゃあ、処分したら?」
義姉 「それはできない」
私 「じゃあ取っておけばいいじゃん」
(永遠につづく・・・)
本当に、彼女のなかで大切なものであれば、取っておけばいいんです。
私はそう思います。
必要かそうでないかは、あなたが決めればいいんです。
あなたにとって必要だと思うのなら、手放す必要もありません。
義姉の場合は、ただ物理的に全ての服をクローゼットに入れるのは不可能なので、廊下に保管するのが嫌ならば、違う方法を見つけなくてはいけません。
ちなみに、これは数年前の話。
義姉の服は、いまだに廊下にあります。
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ミニマリストは、
ものを捨てたからミニマリストになったのではなくで、
最小限のものだけで暮らすことが快適だから、ミニマリストなんです。
シンプリストも、
部屋や持ち物、服をシンプルなものに変えたからシンプリストなわけじゃなく、
そういった思考や生活習慣、部屋や服が自分の生活に合っているからシンプリストなんです。
物ではなく、考え方や生活習慣なんですよね。
インスタで見た人の部屋が、スッキリしていて私もそんな部屋にしたい。
その気持ち、わかります。
でも無理をしてまで、物を減らす必要はありません。
あなたとその人は全く違う人間で、全く違う生活をしていて、全く違う人生を歩んでいます。
あなたは、あなたの好きなようにすればいいんです。
「ミニマリスト 疲れた」「ミニマリスト やめた」などのブログの記事を目にすることがあります。
試して見てけど、自分に合っていないないから、やめる。
それでいいと思います。
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